不妊でお悩みの方に
●不妊治療(タイミング療法、人工授精、体外受精など)などをクリニックで行っているが、なかなか成果が得られない。
不妊症とは、医学的に「定期的な性生活を送り、避妊をしていないのに、2年以上妊娠しない状態」を指します。
最近では晩婚化が進み、不妊で悩むご夫婦はとても多くなっております。
いつか、自然に赤ちゃんが出来ると信じていたのに、なかなか出来ない。生理不順だったり、子宮筋腫があるわけではないし、2人とも健康なのに、なぜか妊娠できないという「原因不明の不妊」というケースがとても増えているのです。
良質な「卵子」を育てる条件
卵胞を育てるFSHホルモンは脳下垂体から分泌され、血液によって卵巣に運ばれ、卵胞内の顆粒膜細胞を刺激して、卵胞(卵子)の成熟に必要なエストロゲン(E2)の分泌を促します。
より成熟した質の高い卵胞(卵子)を育てるために、例えば排卵誘発剤、クロミフェン等を服用するのは、脳視床下部に排卵誘発剤を作用させ、FSHホルモンを多く分泌させるためです。
分泌されたFSHホルモンは卵巣に届き結果的にエストロゲン(E2)の分泌量を上げます。
また、不妊治療の代表である体外受精の排卵誘発でFSHホルモンを主成分とするHMG / FSHの注射をするのも同様の目的です。
より多くのFSHホルモンを投与することで卵胞に届くFSHホルモン量を増やし、多くの卵胞(卵子)を育てること、エストロゲン(E2=イーツー)を上昇させることを目的とします。
しかし、何らかの原因で下垂体から分泌されたFSHホルモンが十分に卵巣に届いていないため卵胞発育を阻害してしまう場合があります。
そのような例の多くは、卵巣内血流量が少なく、血流スピードも遅い場合で、体内のFSHホルモンは一部しか卵巣に運ばれないということがあります。 せっかく卵巣刺激のために排卵誘発剤や注射を使用していても卵巣内血流量の状態によっては効果がない場合があるということです。
つまり、FSHホルモンを効率よく卵巣内に運ぶことが質の高い卵子を作るために大切なことです。


