出産と骨盤の関係
女性の骨盤は、普段から開いたり閉じたりを繰り返していますが、皆さまが想像するような左右にパカパカと開け閉めするものではありません。
どちらかというと、上下に稼働するという風なイメージを持って下さい。
子宮同様、妊娠中は特に18週以降に骨盤の開閉幅が大きくなり、出産が近くなるにつれて開く幅が大きくなり、出産時に開く(緩む)ピークを迎えます。(マックス)
もちろん開いた出産後は、通常であればだんだんと閉じて(締まって)いき、妊娠前の状態に戻るのが普通ですが、なんらかの理由、例えば、高齢出産、赤ちゃんが大きいなど、骨盤の開閉がスムーズに行かない場合は産後、骨盤が締まらず、緩んでいる状態のままで固定してしまいます。
その結果、「冷え性・痩せにくい、ヒップのタルミ、O脚」などの症状が出やすくなってしまうのです。
「妊娠中、出産後の骨盤ケアが必要な理由」
昔の女性は、年齢が若い時に妊娠し、また妊娠中、産後もも歩いたり、働いたり、足腰を使う機会が多かったため、骨盤の開閉がスムーズでした。
ですので、現代のような産後の骨盤ケアなどまったく必要ではありませんでした。
しかし、現代社会では日常で「歩く」機会は激変し、足腰、骨盤周辺の筋肉、靭帯が以前と比較出来ないほど弱くなっています。
また、高齢出産の傾向があり、骨盤のまわりに筋肉、じん帯は40歳を境に著しく弱まるため、妊娠中は、安産、または、妊娠中毒症防止に、また出産後は、美容や健康のためには、
出産後の骨盤などのケアが大切になってきます。
骨盤の「ゆがみ」の理由
骨盤のゆがみといっても、その形状は様々です。左右の「ゆがみ」や前後の「ゆがみ」、さらに左右の「捻じれ」などがあります。
通常男性は、逆三角形、女性は楕円形をしています。
これは、女性しかない臓器(子宮)のために、男女と形は違うのです。
また、捻じれとゆがみといっても、骨全体がいびつに形を変えてしまっているのではなく、どちらかに「傾いている」状態を「骨盤のゆがみ」と称しているのです。
さて、どうしてこの「ゆがみ」が出るのでしょうか?
それは、その人の生活様式によって出来る、「くせ」。例えば、デスクワークが多い人は、姿勢に傾斜や反りがあるため、どうしても後ろにゆがんでしまう傾向があります。
また、下半身の老廃物がどうしてもたまりやすくなってしまうため、また血液の循環が悪くなってしまうため、セルライトの原因ともなってしまうのです。
また、昔の人と比べ現代人は、骨盤がゆがんでいると言われていますが、一番大きな原因は「歩かなくなった」事。足腰を鍛えれば、骨盤は正常な位置に落ち着きますが、圧倒的な運動不足な現代人にとって、骨盤を正常な位置に保つのは至難のわざです。
骨盤のゆがみは、「左右」「前後」「開き」の3タイプがある。
一般的に、左右にゆがむ場合は、腰痛のもとになり、前後は骨盤がゆるんで、スタイルなどが悪くなったり下半身太りの原因となるのです。
骨盤がゆがむと、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物が滞ってしまいます。
そのため、老廃物が体外に排泄されずに(代謝が悪くなる)、体全体が冷えていき、その「冷え」の上に脂肪がのってしまい、ますます痩せずらい体になるという「痩せずらい」スパイラルに入り込んでしまいます。
出産後、体型が戻らない理由
最近、「出産後に開いた骨盤を矯正して痩せよう」とまことしやかに言われているので、皆さまはもしかして、産後に体型が戻らなくなった理由は、骨盤のせいではないか?と思っていらっしゃる方が多いかもしれません。
出産後誰もが、骨盤が開いて戻らなくなったり、歪みっぱなしというわけではありません。
巷では、まるで出産すると必ず誰しもが骨盤がゆがんで、開ききってしまうと誤解されるかも知れませんが、そうではありません。
実際は、妊娠後期に身体は産道を広げる準備をするために、「リラキシン」というホルモンを分泌します。
リラキシンの分泌量には、個人差がありますが、どうやらこのホルモンの作用で、骨盤を支えているじん帯がゆるんでしまい、骨盤まわりがグラグラになり、腰痛やゆがみ、開きの原因となるようです。
正常ならば、出産後「リラキシン」ホルモンがでなくなってくると、じん帯のゆるみや骨盤の不安定(ぐらぐら)も解消するはずなのですが、じん帯の緩みというのは、一度捻挫してしまったじん帯は元には戻らない場合があるのと同様、その緩みが大きければ大きいほど戻りが悪くなってくるのが、現状です。
出産後、体重は戻ったものの、体型が戻らない、下半身が太いまま細いパンツやデニムが入れなくなった、そんな産後のママの悩みは、こういった理由からくるものです。
一方で、女優や芸能人らが、妊娠前よりむしろ綺麗になって復帰してくる姿を見ます。
ずばり、両者の違いは「出産後3カ月以内の骨盤ケア」が秘訣になってくるといえるでしょう。
骨盤のゆがみを矯正する方法
普通の骨盤矯正と産後の骨盤矯正は、違いからご説明しましょう。
通常の骨盤矯正とは、日常の筋肉のくせや座り方など姿勢のわるさからくる、骨格のゆがみの一部で、万が一骨盤だけでなく、背骨もゆがんでいたのなら、一部を治しても全体の問題から解決できません。
一方、「産後の骨盤矯正」の場合は、妊娠、出産時に広がった産道とそれを補助するじん帯が伸びきったという事により開いてしまった骨盤を元に戻す事を指します。
妊娠前になかった腰痛や、お尻が大きくなったなど、体型が変わってしまったなどの悩みがある場合は、こちらの「産後の骨盤矯正」をおススメします。
それでは、ゆがんでしまった骨盤を締めるとなぜ、痩せやすい身体になるのでしょうか?
- 骨盤のゆがみによる体内の血液の流れを改善(冷え性改善)
- 骨盤のゆがみによって、ホルモン低下が起きたり、また血液の循環が悪くなって、その結果体温の低下(=冷え性)の原因となります。
- 基礎代謝を上げる
- 上でも記載したとおり、低体温は一つも良い事がありません。人間の体温が1℃上がると免疫力が3~5倍に上がり、また基礎代謝率も13%~15%に上がるのです。体温を上がるだけで何もしなくても、生きて行くだけで、エネルギーが消費されていくのです。
施術
1.「ゆがみ」度チェック![]() |
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2.圧迫指圧![]() |
カイロのように、身体をねじったり、ポキポキと瞬間的に圧力を加えるのではなく、愉気を与え、じわっと圧を加えて、指圧、手圧で骨盤の角度を調整していきます。 |
3.矯正の固定作業![]() |
骨盤の向き、角度、開きなどを正しい位置に矯正したものをしっかり固定していきます。 |
4.生活習慣アドバイス![]() |
せっかく正しい位置に戻した、骨盤でも歩き方、座り方によってすぐにもとに戻ってしまいます。 次の施術までに意識して、歩き方や座り方に気を付けて下さい。 5~6回定期的に通えば、たいていの産後の骨盤のゆがみは劇的に改善されるはずです。 綺麗な骨盤と生活習慣で太りにくい、代謝の良い身体で、妊娠前よりもきれいになるでしょう。 |






