不妊治療(タイミング療法、人工授精、体外受精など)などをクリニックで行っているが、なかなか成果が得られない。 不妊症とは、医学的に「定期的な性生活を送り、避妊をしていないのに、2年以上妊娠しない状態」を指します。 最近では晩婚化が進み、不妊で悩むご夫婦はとても多くなっております。 いつか、自然に赤ちゃんが出来ると信じていたのに、なかなか出来ない。生理不順だったり、子宮筋腫があるわけではないし、2人とも健康なのに、なぜか妊娠できないという「原因不明の不妊」というケースがとても増えているのです。
卵胞を育てるFSHホルモンは脳下垂体から分泌され、血液によって卵巣に運ばれ、卵胞内の顆粒膜細胞を刺激して、卵胞(卵子)の成熟に必要なエストロゲン(E2)の分泌を促します。 より成熟した質の高い卵胞(卵子)を育てるために、例えば排卵誘発剤、クロミフェン等を服用するのは、脳視床下部に排卵誘発剤を作用させ、FSHホルモンを多く分泌させるためです。 分泌されたFSHホルモンは卵巣に届き結果的にエストロゲン(E2)の分泌量を上げます。
また、不妊治療の代表である体外受精の排卵誘発でFSHホルモンを主成分とするHMG / FSHの注射をするのも同様の目的です。 より多くのFSHホルモンを投与することで卵胞に届くFSHホルモン量を増やし、多くの卵胞(卵子)を育てること、エストロゲン(E2=イーツー)を上昇させることを目的とします。 しかし、何らかの原因で下垂体から分泌されたFSHホルモンが十分に卵巣に届いていないため卵胞発育を阻害してしまう場合があります。
そのような例の多くは、卵巣内血流量が少なく、血流スピードも遅い場合で、体内のFSHホルモンは一部しか卵巣に運ばれないということがあります。 せっかく卵巣刺激のために排卵誘発剤や注射を使用していても卵巣内血流量の状態によっては効果がない場合があるということです。 つまり、FSHホルモンを効率よく卵巣内に運ぶことが質の高い卵子を作るために大切なことです。
不妊検査をしても、決定的な原因(排卵障害、卵管閉塞、男性不妊など)がないのに、なかなか子宝に恵まれない、妊娠しないというのは様々な原因が考えられます。 RAKUZEN整体院では、婦人科系のお医者様で検査をしてもらっても、特に不妊の決定的な原因がない、いわゆる「機能性不妊」においては、子宮環境を整えて、骨盤周りの血流を改善することによって、より「妊娠しやすい」体に近づくと考えております。
東洋医学的には、身体の冷え、特に内臓(子宮)の血流が滞ると卵巣機能の低下が起こると言われています。 また、骨盤の歪みやストレスが多いと自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れるのでこれもまた生理不順、無排卵などの原因となり、不妊の要素となります。 当院では、腰痛や肩こり、骨盤矯正の整体を行っている患者さんの中で、「思いがけず妊娠した」「長年赤ちゃんが欲しいと思っていたのに授からなかったのに、妊娠まで出来てラッキー」というお声を頂いた事がきっかけで東洋医学的な体質改善が身体を健康にし、かつ子宮環境を整える骨盤矯正というものが、実は不妊にも効果があると考えるようになり、日々患者さまと一緒に「妊娠への近道」を研究しております。
赤ちゃんが授かりやすい、妊娠しやすい身体を考える前に、不妊で悩む人の共通点を上げてみたいと思います。
逆にこれらを改善することが、妊娠への近道といえるのです。
体調や生理周期、症状をお聞きして、骨盤の歪み、背骨の歪み、全体のゆがみを確認します。 | |
おなかの温度や、張り・むくみ、硬さなどをの状態を確認します。良い子宮は、やわらかく、弾力も均等です。 子宮周りの血流が改善されれば、卵巣機能がUPし、良質の卵子が出来やすくなるのです。 | |
腹部、腰椎付近の調整を主にやっていきます。下半身(臀部、足の付け根などはリンパや血液が滞りやすく、丁寧に歪みをとりさり、ほぐしていきます。これによって、自律神経コントロールを行います。これによってホルモンバランスを整えていきます。 良い排卵は、良い卵子をつくる基本です。 高温期と低音期がキレイな二層になるような、ホルモン状態になるよう、卵巣機能の若返りを図ります。 | |
汚血(おけつ)・硬結(コリ、老廃物)を溶かし、自然治癒力を引き出します。 最後に、今まで矯正した刺激の固定を行います。 | |
施術が終わった後に、説明と食生活のアドバイスをさせて頂きます。 |